ハーゲンベック,C.(読み)はーげんべっく

世界大百科事典(旧版)内のハーゲンベック,C.の言及

【サーカス】より

…そして1770年イギリスの退役軍人アストリーPhilip Astleyが〈アストリー・ローヤル演芸劇場〉で,曲馬だけでなくこれにアクロバット,綱渡りの演目を加えたのが,近代サーカスの形態の誕生とされる。
【世界のサーカス】
 サーカス熱はヨーロッパ各地からロシアに広がり,19世紀前半はイギリス,後半はフランス,20世紀初頭にはドイツが盛んで,ドイツではハンブルクに動物園をもつハーゲンベックCarl Hagenbeckが動物調教のサーカスで有名である。またアメリカでは,初期サーカスの馬車(ワゴン)での移動から鉄道,さらに自動車で移動するように変わってきたが,専用列車をつらねたレールロード・サーカスの時代に,リングリング・バーナム・ショーが最大のサーカスに成長した。…

【ハーゲンベック動物園】より

…ドイツのハンブルク市郊外シュテリンゲンにある有名な動物園で,1907年に設立された。創設者は動物商で同時に世界最大規模のサーカスの所有者ハーゲンベックCarl Hagenbeck(1844‐1913)である。父が動物商であったために22歳で後を継ぎ,アフリカの原産地からヨーロッパ各地の動物園へ動物を送り込み,またみずからも集めた動物によるサーカス興行を成功させた。…

※「ハーゲンベック,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android