バスデーバ(インド神話)(読み)ばすでーば

世界大百科事典内のバスデーバ(インド神話)の言及

【クリシュナ】より

…やがてクリシュナはヤーダバ族の奉ずる神バガバットと同一視され,さらに太陽神ビシュヌの化身とみなされるようになり,ビシュヌ教のバーガバタ派の最高神となった。 後代に発達したクリシュナ伝説によれば,ビシュヌは暴虐な王の姿をとって地上に出現した悪魔たちを成敗するために,ヤーダバ族のバスデーバVasudevaとその妻デーバキーの息子クリシュナとして生まれた。デーバキーの兄のカンサの迫害を恐れ,クリシュナは兄のバララーマBalarāmaとともに牛飼村の長ナンダとその妻ヤショーダーにより養育されたが,少年期より奇跡を現じて幾多の悪魔たちを殺し,ついには悪王カンサを殺した。…

【ビシュヌ派】より

…ヒンドゥー教の有力な一派で,ビシュヌ神,ないしそれと同体異名,あるいは化身とされる神を最高神として崇拝する。サンスクリットではバイシュナバVaiṣṇavaという。元来ビシュヌ神は,ベーダの宗教にあっては,数多くある太陽神の一つにすぎなかったが,やがて,各地の土着のさまざまな最高神(およびその神妃)との習合を重ね,ついには,シバ神と並んで,ヒンドゥー教最大の神へと転身していった。ビシュヌの最も顕著な特徴は化身である。…

※「バスデーバ(インド神話)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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