世界大百科事典(旧版)内のバランス型温風暖房機の言及
【ストーブ】より
…暖房器具のうち,一般には移動可能なものをいう。英語stoveの語源は暖められた部屋の意で,こんろやかまどのことも指す。日本では室内の暖房としてはいろり(囲炉裏)が長い間用いられ,火おけ,火鉢,あんか,こたつなどは手足を局所的に暖めるものにすぎなかった。幕末以後は石炭ストーブが輸入されるようになり,1873年(明治6)には東京神田の増田という人が国産ストーブを発売した。明治30年代に入るとガスストーブも国産され,1914年には京都電灯が電気ストーブを製造発売した。…
※「バランス型温風暖房機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」