バンバラ王国(読み)ばんばらおうこく

世界大百科事典(旧版)内のバンバラ王国の言及

【バンバラ族】より

…バンバラという名称は不信心者という意味で,イスラムへの改宗を拒んだ人々の意である。マリ帝国が交易に経済的基盤を置き,トンブクトゥなどの都市を核とし,イスラム文化を基調としたのに対し,これらのバンバラ王国は異教的で,農業生産に基礎を置いていた。マンデ諸族は,トウジンビエ,モロコシ,フォニオなどの雑穀,ササゲ,バンバラ・ナット,オクラ,ヒョウタン,ゴマ,ワタなどの作物を栽培し,アブラヤシやシーアバターノキ(脂肪を実からとる)などを利用するなど,多彩な農業文化の担い手であった。…

※「バンバラ王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む