パスタス(読み)ぱすたす

世界大百科事典内のパスタスの言及

【ギリシア美術】より

…各街区は約15~20m角の宅地に細分され,1戸およそ220~300m2を占めるのが標準的であった。最も多く見られる住宅平面は,敷地の北側と東側,西側にコの字形に建物を建て,ほぼ中央にパスタスと呼ばれる広い廊下状の空間が東西方向にとられている。パスタスの南側中央は中庭(高級住宅ではペリステュロス)になり,アンドロン(客間),オエクス(居間)などの主要な居室はパスタスの北側に並べられていた。…

【住居】より


[古代ギリシア,ローマの中庭型住居址]
 古代ギリシアの住居は中庭型が多く,オリュントス(前5~前4世紀),プリエネ(前3~前2世紀),デロス島(前2世紀)などの住居が発掘されている。その構成は,道路に面した入口の門(プロテュロンprothyron)から中庭(アウレaulē)に入ると中庭に面して屋根の差しかけられた歩廊(パスタスpastas)があり,そこに各室が入口を開くというものであった。主室(アンドロンandrōn)は,元来は男性の客をもてなす部屋であったが,食堂,宴会場としても用いられた。…

※「パスタス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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