パッセージ・グレーブ(墓)(読み)ぱっせーじぐれーぶ

世界大百科事典内のパッセージ・グレーブ(墓)の言及

【巨石記念物】より

…自然石または一部加工しただけの石で築いた建造物。メガリスは〈巨大な石〉を意味するギリシア語に由来し,最大の石には20tを超えるものがある。1本の柱状の石を立てたものはメンヒル(立石),柱状石を1ないし数列立て並べたものはアリニュマン(列石),環状に並べたものはストーン・サークル(環状列石,ウェールズ語ではクロムレック),また巨大な平石を数個の石で支えたものはドルメン(支石墓)と呼ばれ,新石器時代後半から青銅器時代初期にかけてのヨーロッパ,特に大西洋岸に色濃く分布する。…

【石室】より

… なお,横穴式石室と類似する石室は,新石器時代以後,世界各地で作られた。なかでは西北ヨーロッパのパッセージ・グレーブ(羨道墓)やイタリア,エトルリアの石室,ギリシア,ミュケナイのトロスなどが名高いが,葬法は必ずしも同一でなく,時代差も大きい。【和田 晴吾】。…

【ドルメン】より

…板石を立てたり切石を積んで側壁を築いたものは,ドルメンと呼ばないのが通例である。ただし,ドルメンをいくつかつないで内部の空間を広くし,前方に長い羨道や開口部を設ければ,ヨーロッパでパッセージグレーブpassage grave(羨道墓)とかギャラリーグレーブgallery grave(通廊墓)と呼ばれる巨石墓ないし石室墓となる。日本の横穴式石室もまた同様である。…

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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報