世界大百科事典(旧版)内のパティブラター・マーハートミヤの言及
【サービトリー物語】より
…この予言をがえんぜず彼女は彼と結婚し,死の予言の日に彼と行動を共にし,夫への愛と献身によって死神ヤマを動かし,夫の生命を救い,さらに彼女の美徳によってしゅうとの盲王は開眼し,一族に繁栄がもたらされた。夫婦愛,貞女の理想を描くものとして,この物語は〈パティブラター・マーハートミヤPativratā‐māhātmya(貞女亀鑑)〉の別名を得ている。現代でも彼女にちなんで毎年ジュエーシュタ月(5~6月)に祭礼が催される。…
※「パティブラター・マーハートミヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」