ヒメネス,F.(読み)ひめねす

世界大百科事典(旧版)内のヒメネス,F.の言及

【ポポル・ブフ】より

…キチェー王族の末裔が1554‐58年ごろに口承などをもとに作成したと推定されるが,原本は不明。ドミニコ会士フランシスコ・ヒメネスがチチカステナンゴで18世紀初頭にラテン文字に転写し,スペイン語訳をつけた手稿本が残っている。ポポル・ブフは天地万物の創造神話に始まり,キチェー一族の4始祖創造から,7世紀にさかのぼると推定される〈七つの洞穴〉〈トゥラン〉という伝説上の地からの子孫たちの移動や征服活動などが,人身供犠など宗教儀礼や信仰と結びついた文化英雄の神話的伝承と絡みあって展開する。…

※「ヒメネス,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android