世界大百科事典(旧版)内のヒュースティン,A.の言及
【外科】より
…それから約40年後アメリカのW.T.G.モートンらがエーテル麻酔に成功,以来吸入麻酔用ガスの開発は近代麻酔学の基礎となった。1901年のK.ラントシュタイナーのABO式血液型の発見,14年のヒュースティンAlbert Hustinらによる抗凝固剤クエン酸ナトリウムの発見,40年のK.ラントシュタイナーらによるRh式血液型の発見などは輸血の実施を促進させ,大きな成果をもたらした。輸液療法も,体液に関する病態が明らかにされるにともない,異常な病態に適合した内容のものが補給可能となった。…
※「ヒュースティン,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」