ビオラ(植物)(読み)びおら

世界大百科事典(旧版)内のビオラ(植物)の言及

【パンジー】より

…日本へは江戸時代末に,オランダの船によって渡来したといわれ,胡蝶菫(こちようすみれ)とか遊蝶花(ゆうちようか),あるいは人面草(じんめんそう)などと呼ばれていたが,その当時は,まだヨーロッパで改良品種がつくり出されたばかりで,これがすでに渡来していたことになる。
[園芸品種,栽培]
 系統品種がきわめて多いが,V.tricolorから発達した大輪のガーデン・パンジーGarden Pansy系と,V.cornutaから発達した小輪のタフテッド・パンジーTufted Pansy系とに分けられ,後者は一般にはビオラ(イラスト)の名で呼ばれている。ガーデン・パンジー系では巨大輪のマジェスティック・ジャイアントMajestic Giantやインペリアル・ジャイアントImperial Giant(いずれも国産一代交配種),大輪系ではスイス・ジャイアントSwiss Giant,中輪系では20世紀シリーズ系やベッダー系が代表的で,近年の著名種はほとんどが国産品種である。…

※「ビオラ(植物)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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