世界大百科事典(旧版)内のビクラマ・アーディティヤ王の言及
【獅子座三十二話】より
…《ビクラマ・チャリタVikramcarita(ビクラマ王の行動)》とも呼ばれている。名君ビクラマ・アーディティヤ王は,インドラ神(帝釈天)から32個の女人像で飾られた玉座(獅子座)を授けられる。王が戦死した後,ダーラーのボージャ王は玉座を発見し,その上に座ろうとすると,女人像の一つが,〈ビクラマ王と同様の勇気をそなえていないならば,玉座に座ってはならぬ〉と告げ,ビクラマ王の勇気ある行動を物語る。…
※「ビクラマ・アーディティヤ王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」