ビッグバン(金融)(読み)びっぐばん

世界大百科事典内のビッグバン(金融)の言及

【銀行法】より

…そのような動きの中で,日本の従来の金融業に対する規制の強さは諸外国の金融機関の嫌うところとなり,東京市場が世界の金融市場の中心の一つたる地位を占められなくなる恐れが深刻化した。近時の銀行法をめぐる規制緩和の動きはそのような事態に対する政策的な対応を現すものであるが,なおいっそうの規制緩和を目ざす,いわゆる金融ビッグバンの動きが具体化しつつあり,銀行法は今後ともそのような流れと無縁ではありえない。銀行【来生 新】。…

【金融機関】より

…蔵相の諮問機関である証券取引審議会,金融制度調査会,保険審議会などは,首相の改革プランについて最終答申を1997年6月に出し,相互参入の促進,新たな金融商品の導入(金融派生商品の自由化等),コスト低減(株式取引手数料の自由化等),金融システムの健全性の確保を柱として,21世紀初めまでの改革の日程も打ち出した。これらの改革を総称して〈日本版ビッグバン〉という(イギリスのロンドン株式取引所のビッグバン=大改革になぞらえたもの)。 この間に1990年代初めのバブル経済崩壊以後,住宅金融専門会社の破綻(〈住宅金融〉の項参照),都市銀行の一つ北海道拓殖銀行の破綻(1997),大手証券会社の山一証券の自主廃業決定(1997)など,日本の金融制度をゆるがす事態が続発しており,預金保険機構の強化がはかられ(〈預金保険〉の項参照),また大蔵省から機能を分離した金融監督庁が98年6月に設立された。…

【ロンドン株式取引所】より

…組織形態は会員制の自治団体方式をとっており,法人格は有しない。1986年のいわゆる〈ビッグバン〉(後述)以前には,会員はすべて個人に限られ,顧客の売買注文を取り次ぐブローカーbrokerと,特定の銘柄につき自己勘定による売買を専門とするジョッバーjobberに分かれ,両者の兼業は禁止されていた。すなわちジョッバーは一般顧客からの売買注文を受けることができず,売買の相手先はブローカーないし他のジョッバーであった。…

※「ビッグバン(金融)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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