ビドゥーシャカ(読み)びどぅーしゃか

世界大百科事典(旧版)内のビドゥーシャカの言及

【インド演劇】より


[登場人物]
 サンスクリット劇のおもな役割は,主人公,女主人公,敵(かたき)役,道化などである。道化役(ビドゥーシャカvidū‐śaka)はバラモンの出身であるが,学識がなく食欲物欲がさかんで,主人公の王のよい相手役として滑稽を演じる。このほか遊芸に通じ世才にたけた通人(ビタviṭa)や,素性が賤しく,激しやすく,美服を好み大言壮語するシャカーラśakāraなどがあり,その身分,演技,言語にそれぞれ規定があった。…

※「ビドゥーシャカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android