ビュルレスク(読み)びゅるれすく

世界大百科事典(旧版)内のビュルレスクの言及

【スカロン】より

…フランスの喜劇作家,滑稽詩人。若くして病気のため肢体不随になったが,その才気により〈ビュルレスク〉(滑稽詩)と呼ばれるジャンルの創始者となった。貴顕の男女,友人などにわざと卑俗な語を使ってふざけた詩を贈ったり,古典の名作を俗な語法,誇張し茶化した文章でパロディ化する(《戯作ウェルギリウス》1648)など,一貫してビュルレスクの文体を作り,1650年前後にフランスに大流行するもととなった。…

※「ビュルレスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android