ピサーノ,B.(読み)ぴさーの

世界大百科事典内のピサーノ,B.の言及

【イタリア美術】より

…ルッカ,ピサ,ピストイアなど,トスカナ地方にはとくにすぐれた工人が輩出し,古代ローマの石積みの技術を復興させたかのごとき,みごとな調和的空間をつくり出している。彫刻も,ドイツ,フランスのロマネスクのような象徴性,デフォルメは少なく,素朴ながら生き生きとした量感をもつ彫刻家ボナンノ・ピサーノBonanno Pisanoの例(ピサ大聖堂の正面扉口,12世紀半ば)などがある。
[ゴシック]
 このような産業と通商による富の増加,これに伴う市民層の興隆,都市の繁栄は,12世紀になると西欧全体にわたり,ビザンティンの勢力の衰退とあいまって,西欧は初めて自己の独自性を示す固有の文化的完成期を迎えることとなった。…

※「ピサーノ,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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