フィグーラ・セルペンティナータ(読み)ふぃぐーらせるぺんてぃなーた

世界大百科事典内のフィグーラ・セルペンティナータの言及

【マニエリスム】より

… マニエリスムの作品はいずれも,一方ではルネサンスに完成された客観描写の諸技法の極端な洗練もしくは過剰,不自然な用法を,他方では古典主義的限界を超えた新たな精神的表現への試みを示している。具体的にマニエリスムの特色をあげるならば,それは,人物表現における比例の無視といわゆる〈フィグーラ・セルペンティナータfigura serpentinata(蛇状姿態)〉の多用,遠近法の廃棄もしくはその歪曲,リアリズムによらず純粋な美的配慮による抽象的色彩配合,文学的・思想的意味を優先させた象徴的主題解釈などが指摘できる。明晰な空間と構成,直接的でわかりやすい主題解釈は,ルネサンスおよびバロックのものであってマニエリスムの特色ではない。…

※「フィグーラ・セルペンティナータ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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