フェアベーン漕法(読み)ふぇあべーんそうほう

世界大百科事典(旧版)内のフェアベーン漕法の言及

【ボート】より

…なお,レースの方法としては,バンピングレースbumping raceと呼ばれる,狭い川でいっせいにスタートし,前のボートにタッチ(バンプ)した回数で順位を入れ替え,これを数日くりかえし,優勝者に〈川の先頭Head of the River〉の称号を与えるもの,あるいは主として冬季に行われる長距離のタイムレースで,同じく優勝者に〈川の先頭〉の栄誉を与えるものなどがイギリスで行われている。 ボートのテクニックの改革の一つとして知られるものに,フェアベーン漕法がある。ケンブリッジ大ジーザス学寮のコーチとなったフェアベーンStephen Fairbairn(1862‐1938)が1920~30年代に唱えたもので,かい先(ブレード)の動きに重点を置き,自然に,動的にこぐことを説き,それまでのスタイルやフォームを重視する伝統派と対立した。…

※「フェアベーン漕法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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