フォス・ウェー(読み)ふぉすうぇー

世界大百科事典(旧版)内のフォス・ウェーの言及

【エクセター】より

…周辺農業地帯の交易中心地でもあり,皮革,製紙,農業機械などの工業が発達する。もとはケルト系ドゥムノニイ族の拠点であったが,ローマ時代に町が建設され,フォス・ウェーと呼ばれるローマ道路もイングランド北部のリンカンまで通じていた。中世にも戦略的位置を重視され,ノルマン・コンクエスト前にすでに自治都市であったが,正式な勅許はヘンリー2世によって下された。…

【デボン】より

…観光も重要な産業で,北部海岸にイルフラクーム,南部海岸にトーベイ,ペーントン,ブリクサムなどのリゾートが立地する。ダートムーア周辺にはドゥムノニイ族の要塞遺跡が多く,ローマ時代にはローマ道のフォス・ウェーFosse Wayの終点としてエクセターが建設された。その後はウェセックス王国に併合されるが,8世紀末に州として独立,デーン人の侵入のあと,1068年にウィリアム1世が平定した。…

※「フォス・ウェー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android