フグ毒(読み)フグどく

百科事典マイペディア 「フグ毒」の意味・わかりやすい解説

フグ毒【フグどく】

テトロドトキシン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

化学辞典 第2版 「フグ毒」の解説

フグ毒
フグドク
fugu toxin

[別用語参照]テトロドトキシン

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フグ毒」の意味・わかりやすい解説

フグ毒
ふぐどく

フグ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のフグ毒の言及

【テトロドトキシン】より

フグ毒fugu poisonのこと。フグを食用に供する日本ではフグ毒による中毒死も多く,フグの美味とともにその恐ろしさが〈フグは食いたし命は惜しし〉ということわざにまでなっている。…

【フグ(河豚)】より

…また,フグは狭い場所では互いにかみあう性質が強いので,輸送時には口を縫い合わせたり,個別に缶に入れたりして,傷つけあうのを防いでいる。
[フグ毒]
 フグは数多い魚の中でも特別の珍味とされているが,ときにはこれを食べて中毒を起こし,死に至ることがある。この毒は田原良純により初めて卵巣から抽出され(1912),テトラドトキシン(現在はテトロドトキシンtetrodotoxin)と命名されたが,その後津田恭介によりC12H19O9N3なる分子式ときわめて特異な構造式が明らかにされた(1962)。…

※「フグ毒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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