フスト,J.F.(読み)ふすと

世界大百科事典(旧版)内のフスト,J.F.の言及

【グーテンベルク】より

…それはゴシック書体の傑作であるうえ,いずれの点からみても非のうちどころのない活版印刷最初の本であり,人はその語間から発する精神に,読む以前すでに打たれたという。しかし各種の実験に財産全部を使いはたし,マインツの資産家フストJohannes Fust(?‐1466)から借入した資本金を返済できず,グーテンベルクは訴訟でその提携を解消された。55年11月以後,事業はフストの手に移り,グーテンベルクの弟子シェファーPeter Schöffer(?‐1503)とフストの共同で聖書の出版はつづけられた。…

※「フスト,J.F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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