フライ(読み)ふらい

世界大百科事典(旧版)内のフライの言及

【釣り】より

…餌は形態と動きが魚の視覚に訴え,水中に溶け出した化学成分が味覚と嗅覚を誘う。餌の昆虫を模した人工のフライ(毛針),小魚を模したルアー(擬餌)を用いることもある。ルアーの場合は音も大いに関係すると思われる。…

【釣針】より

…また,イカは擬餌でよく釣れ,いろいろな形のものがある(烏賊角)。またイワナ,ヤマメ,マスあるいはアユなどの釣りに使われる擬餌針は毛針あるいはフライといい,ひじょうに多彩なものがある。【清水 誠】
[先史・古代の釣針]
 金属製の釣針がつくられる以前,釣針は貝,骨角,歯牙(しが)を素材とし,木製の大型釣針も南太平洋の島々でサメ釣り用としてつくられていた。…

【フライフィッシング】より

…小昆虫などを餌にして魚を釣ること。フライはハエの意であるが,一般には小昆虫を模した擬似餌をいう(図)。鳥の羽や髪の毛などを針に結びつけて仕上げるもので,日本では在来から毛針(けばり),蚊針(かばり)と呼ばれてアユ釣りなどに使用されていた。…

※「フライ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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