フラナガン神父(読み)ふらながんしんぷ

世界大百科事典(旧版)内のフラナガン神父の言及

【オマハ】より

…巨大な家畜収容所,精肉加工工場,バター製造工場などがある。フラナガン神父が孤児のために設けた少年たちの自治村〈ボーイズ・タウン〉が西郊にある。また,南郊のオファット空軍基地には,戦略空軍(SAC)司令部が置かれている。…

【フラナガン】より

…カトリック神父。第2次世界大戦直後の荒廃只中の日本を訪れ,その得意とする青少年補導の独特の手法をもって,戦災孤児・浮浪児対策に貢献した。アイルランドに生まれ,渡米してカトリック司祭となり,ネブラスカ州オマハに伝道中,浮浪児の非行対策として1917年,少年たちの自治精神による共同体生活を中心とする〈少年の町Boys Town〉を創設した。日本においても,この独自の施設運営をもって,非行少年対策に新機軸を導入しようと努め,社会事業界の注目するところとなった。…

※「フラナガン神父」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android