世界大百科事典(旧版)内のフランス六人組の言及
【新古典主義】より
…新古典主義は,ロマン主義,写実主義,印象主義などの新しい動きが登場した時代にあっても,アカデミズムと結びついて,官展(サロン)派の美学としての役割を果たした。【高階 秀爾】
[音楽]
広義には第1次・第2次世界大戦間の音楽全体のスタイルをさし,狭義にはストラビンスキーの両大戦間の音楽やフランス六人組(ミヨー,オネゲル,プーランク,G.オーリック,L.E.デュレー,G.タイユフェール)の音楽をさす。第1次大戦後,後期ロマン派やその極限である表現主義の主観的な感情過多や,印象主義などの模糊とした音楽性や形式への反動として,旋律や形式の明晰な音楽が要求された。…
※「フランス六人組」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」