フリード,M.H.(読み)ふりーど

世界大百科事典(旧版)内のフリード,M.H.の言及

【国家】より

… しかし今日では,大部分の人類学者は国家の起源を論ずるにあたって,まず社会経済的な階層化や権威・権力の集中,労働の専門分化などの問題をとりあげるようになってきている。たとえばフリードM.H.Friedは国家形成の第一歩として社会的,政治的な階層化を強調したし,カーネイロR.L.Carneiroは社会階層ひいては国家を生み出す背景として特殊な地理的環境を重視した。カーネイロのいわゆる地理的限定理論によれば,それ自体は良好な土地だが,周囲を不毛の砂漠や山岳,あるいは海などに囲まれた地域において国家が興りやすいという。…

※「フリード,M.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android