フリードリヒ[無怖侯](読み)ふりーどりひ

世界大百科事典(旧版)内のフリードリヒ[無怖侯]の言及

【チューリンゲン】より

… 彼の息子ルートウィヒは,1130年皇帝ロタール2世よりチューリンゲン方伯に叙せられ,37年グーデンスベルク家のヘドウィヒと結婚して,ヘッセン地方の大部分を得た。彼のあとを継いだルートウィヒ2世峻厳侯Ludwig II Eiserne(1128ころ‐72)は,皇帝フリードリヒ1世の妹ユーディットと結婚し,同帝とザクセン公ハインリヒ獅子公の対立にあたっては,もっぱら皇帝側の前衛として活躍した。次のルートウィヒ3世敬虔侯は,57年皇帝フリードリヒ1世のイタリア遠征に随行し,ハインリヒ獅子公との関係決裂にさいしては皇帝を助け,また第3回十字軍に参加して,90年帰途キプロスで死んだ。…

※「フリードリヒ[無怖侯]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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