フンク,C.(読み)ふんく

世界大百科事典(旧版)内のフンク,C.の言及

【ビタミン】より

…1910年,彼は米ぬかから有効成分の単離に成功し,12年これにイネの学名Oryza sativaにちなんでオリザニンOrizaninと名づけた。一方,11年,ポーランドのフンクCasimir Funk(1884‐1967)もロンドンのリスター研究所で米ぬかから鳥類白米病に有効な物質を発見したと発表し,これに生命vitaに必要なアミンamineという意味からビタミンvitamineと名づけた。 その後,各地でビタミンの研究が行われ,〈脂溶性A〉〈水溶性B〉などいくつかのビタミンが発見された。…

※「フンク,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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