ブスタマンテ法典(読み)ぶすたまんてほうてん

世界大百科事典(旧版)内のブスタマンテ法典の言及

【国際私法】より

… いわゆる国民国家が相次いで形成され,それが個々に独自の国家法としての国際私法を制定しはじめた19世紀に,それを追うように国際私法の国際的統一を目ざして1893年以降ハーグに国際私法会議が設けられるようになったのも,この矛盾を認識し克服しようとする努力の表れとみられよう。この方向のものとして著名なものは中南米諸国によるブスタマンテ法典(1928,ハバナ),スカンジナビア(1931‐ )およびベネルクス(1951,69),そして今日ではEU諸国の間の諸条約である。国連国際取引法委員会による統一の動きも無視しえないが,いまのところこれはBのタイプの規定の整備に重点が置かれているようである(〈法の統一〉〈国際商法〉の項参照)。…

※「ブスタマンテ法典」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android