世界大百科事典(旧版)内のブタクサ花粉症の言及
【花粉症】より
…19世紀末に,これらの症状が花粉によって起こることが証明され,花粉症と呼ばれるようになった。日本で花粉症に関する詳細な研究報告がなされたのは1960年荒木英斉によるブタクサ花粉症がはじめてで,次いで,64年にスギ花粉症,牧草花粉症などが報告され,多くの花粉症が知られるようになった。花粉症の原因花粉としては,2~6月にかけて木本植物(スギ,マツ,ニレ,カバノキなど),3~10月にかけてイネ科草本植物(カモガヤなど),8~10月にかけて種々の雑草(ブタクサ,ヨモギをはじめとするキク科の草本,カナムグラなど)が知られている。…
※「ブタクサ花粉症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」