世界大百科事典(旧版)内のプレスの自由委員会の言及
【アメリカ合衆国】より
…巨大企業と化し,寡占化した新聞産業は,第2次大戦後,徹底した批判を浴びることになる。そのなかで学者,文化人からなる〈プレスの自由委員会〉が〈社会的責任理論〉を打ち出したのは47年であった。その骨子は,分化・分裂した雑多な意見の集合体である現代アメリカのできるだけ正確な縮図を提供すること,マイノリティに表現の場を与えることなどであるが,全体として新聞産業のビジネスの論理を制約するにはいたっていない。…
※「プレスの自由委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」