ヘニング,H.(読み)へにんぐ

世界大百科事典(旧版)内のヘニング,H.の言及

【におい(匂い∥臭い)】より

…味覚における甘,酸,鹹(かん),苦の四つの基本感覚(味質)のように,いくつかの基本臭を設定して,すべてのにおいを体系づけようという試みは古くからなされた。ツワールデマルカーH.Zwaardemarkerは9種の基本臭を考え(1895),またヘニングH.Henningは六つの基本臭を想定し,各臭を三角柱の各頂点に配し(においのプリズム),すべてのにおいはこの三角柱の表面上の点で表せると考えた(1916)。近年アムーアJ.E.Amooreは7種の原臭を考え,それを物質の分子構造と結びつけた(1962)。…

※「ヘニング,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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