ベゾブラーゾフ,A.M.(読み)べぞぶらーぞふ

世界大百科事典(旧版)内のベゾブラーゾフ,A.M.の言及

【日露戦争】より

…そしてロシア側に回答期限を照会したが,ロシアはその期限を明示せず,1月下旬には南満州から鴨緑江(おうりよつこう)に軍隊を集中しているとの情報が日本政府に伝えられた。 一方,ロシアは1900年義和団の乱を契機に対満州政策を積極化させていたが,02年ころから蔵相ウィッテら穏健派の発言力が後退し,代わって退役近衛軍人A.M.ベゾブラーゾフを中心とするグループが実権を握り,03年4月の第2次撤兵を実行しなかったばかりか,7月以後の日露交渉においても強硬路線をとることになった。8月には極東総督府が設置され,強硬派のE.I.アレクセーエフが総督に就任して極東政策全体を統轄し,対日交渉をも担当するにいたった。…

※「ベゾブラーゾフ,A.M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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