ベート・エル山地(読み)べーとえるさんち

世界大百科事典(旧版)内のベート・エル山地の言及

【エルサレム】より

…パレスティナ地域の中心的都市。ヘブライ語でイェルシャライムYerushalayim,アラビア語でクドスal‐Qudsと呼ばれる。ユダヤ教,キリスト教,イスラムという普遍主義的3宗教の共通の聖都。イスラエルはこの都市を首都と定めているが,国際的には承認されていない。人口59万1000(1996,イスラエルの統計,東エルサレムを含む)。
[位置と景観]
 地中海とヨルダン地溝帯とにはさまれた形で南北につらなる山地(その北半をナーブルス山地またはベート・エルBeth‐El山地,南半をハリールKhalīl山地またはヘブロン山地と呼ぶ)の中央部分(ユデヤ丘陵ともいう)にあたる岩尾根の上に位置する。…

※「ベート・エル山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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