世界大百科事典(旧版)内のボーターの言及
【カンカン帽】より
…第2次大戦後は年長者以外はほとんど用いなくなった。ボートに乗る人がかぶったとの意からイギリスではボーターboater,フランスではカノティエcanotierと呼ぶ。19世紀末より登場する男女のセーラー・ハットやミッドシップマン型麦わら帽も,このカンカン帽の一種である。…
【帽子】より
…世紀末最後の10年間は,男性は絹製のシルクハットを正装用として用い,ダービー・ハット(フェルト帽)を通常とした。麦わらのボーターboater(カンカン帽)やパナマ帽が夏用として流行した。アール・ヌーボーの影響でS字形のシルエットに形づくられた女子服に用いた帽子は,大小を問わずダチョウの羽根,鳥の剝製,蝶結びなどを頭の上に直立させて飾っていた。…
※「ボーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」