マクナマラ,R.S.(読み)まくなまら

世界大百科事典(旧版)内のマクナマラ,R.S.の言及

【核戦略】より

…核兵器は破壊力が巨大で〈使えない兵器〉となっているので,局地戦争に対処するには在来の兵器で装備した通常兵力を重視すべきだという主張である。61年に登場したケネディ政権のマクナマラ国防長官は,全面核戦争から限定核戦争,通常兵力による局地戦争など,予想されるすべての戦争に対処することを考え,〈柔軟反応戦略flexible response strategy〉としてまとめあげた。この戦略は,脅威の性質に柔軟に対応する能力を持つことで,あらゆる種類の戦争を抑止することをねらっていたといえる。…

【PPBS】より

…財政を科学的に管理し,予算を合理的かつ効果的に編成するための一手段。この方法は1961年,当時のアメリカの国防長官マクナマラRobert Strange McNamara(1916‐ )のもとで,アメリカの国防予算の編成の際に初めて導入された。陸・海・空軍による国防予算の獲得競争が激化し,その総合的かつ計画的な配分が必要であったからである。…

※「マクナマラ,R.S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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