マセイス,C.(読み)ませいす

世界大百科事典(旧版)内のマセイス,C.の言及

【マセイス】より

…人文主義者エラスムスやエギディウスP.Egidiusそのほか数多く市民の肖像画を制作し,一瞬の表情をとらえるのを特技としていた。1520年デューラーがマセイスのもとを訪れ,当時のもっとも著名な画家として言及している。事実マセイスは15世紀フランドル絵画の伝統のよき継承者でありながら,同時代のイタリア・ルネサンス絵画に鋭い関心を示した,アントウェルペン・マニエリスムの先駆的存在といえる。…

※「マセイス,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android