マリア(読み)まりあ

世界大百科事典(旧版)内のマリアの言及

【ポルトガル】より

… 8世紀に始まるイスラム教徒に対するレコンキスタ(国土回復戦争)の進展とともに,フランスの影響下に数多くの宗教建築が建てられた。ロマネスクでは巡礼路様式のコインブラ旧大聖堂(1184),ゴシックへの移行期のシトー会様式ではアルコバーサAlcobaçaのサンタ・マリア修道院(1222)が,ゴシックではバターリャ・サンタ・マリア・ダ・ビトリア修道院(15世紀)が傑出している。この国の建築が偉大な個性を発揮したのは大航海時代で,時の王マヌエル1世(在位1495‐1521)にちなむマヌエル様式と呼ばれる建築様式が生まれた。…

【ミゲル】より

…1820年の革命から生まれた立憲王制に反対して,24年オーストリアに亡命。26年父王の死によりポルトガル王ペドロ4世として即位した兄のブラジル皇帝ペドロ1世は同年,王位を幼少の娘(マリア2世)に譲り,ドン・ミゲルを摂政に迎えた。しかし,ドン・ミゲルは絶対専制君主として反動政治を行い,マリア2世を擁立する自由主義陣営との間に内戦(1834‐36)を招き,敗れて再度亡命した。…

※「マリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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