マルチタッチインターフェース(その他表記)multi-touch interface

デジタル大辞泉 の解説

マルチタッチ‐インターフェース(multi-touch interface)

マルチタッチ方式を採用したタッチインターフェースマルチタッチUI

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 の解説

マルチタッチ・インターフェース

指やペンなどで画面を触って利用する「タッチインターフェース」の一種。一般的なタッチインターフェースは、画面に触れるもののうち「1点」のみを認識して動作するが、「マルチタッチ」の場合には、2点以上を感知する。その結果、より操作自由度が増し、わかりやすく便利な操作が実現できる。
概念・技術そのものは古くから存在していたが、2007年6月にアップルがは発表した携帯電話「iPhone」に採用されたことから、一気に注目度が高まった。二本の指を使い、指の間隔を広げることで「拡大」を行う、といった、直感的な操作方法が人気となった。
その後、同社はノートパソコンタッチパッドに採用したことから、パソコン用にも広がり始めている。マイクロソフトも、09年末から10年初頭に発売を予定している次期パソコン用主力OS「Windows 7(開発コード名)」にて、標準サポートが行われる。

(西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android