マロー,D.(読み)まろー

世界大百科事典(旧版)内のマロー,D.の言及

【オランダ美術】より

…現,王宮)で,とりわけ異例の規模を誇るところから〈世界第八の奇跡〉とうたわれた後者は繁栄を謳歌したオランダ市民社会の象徴とみなすことができる。古典主義の建築家には,ほかにフィングボーンスVingboons兄弟,フェンネコールSteven Vennecool(1657‐1719)がおり,この傾向はユグノー亡命者(1686亡命)マローDaniel Marot(1663‐1752)の精力的な活動によって,フランスの影響の下に18世紀にはいってからも長く保たれることになった。
[18世紀以後]
 フランス王ルイ14世の侵攻と第3次英蘭戦争(1672‐74)によってオランダの国力のかげりが色濃くなった1670年代以降,全盛を誇った絵画も徐々に,しかし確実に衰退の道を歩み始める。…

※「マロー,D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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