世界大百科事典(旧版)内のミジンコ類の言及
【ミジンコ(微塵子)】より
…この卵殻包は甲皮から脱落し,冬卵は卵殻包に保護されたまま水底に沈み,良好な環境となったとき,この卵から雌が孵化してくる。 ミジンコ類Cladoceraは繁殖力が大きいので,湖沼のプランクトンとして大量に出現し,魚類などの主要な天然餌料として重要である。そのためコイやキンギョなどの養魚池では,昔から施肥を行い,人工的にミジンコを多量に発生させ,繁殖させている。…
※「ミジンコ類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」