世界大百科事典(旧版)内のミダレカクモンハマキの言及
【カクモンハマキ(角紋葉巻)】より
…寒冷地のガで,北海道,本州からヨーロッパまで分布する。同属には,リンゴモンハマキA.breviplicanus(リンゴ,ナシ,クワ,ダイズなどに寄生),ミダレカクモンハマキA.fuscocupreanus(リンゴ,ナシ,サクラなどに寄生),シリグロハマキA.nigricaudanus(リンゴ,ナシ,カキなどに寄生)など数種あって,果樹園の害虫として重要なものを含んでいる。これらはすべて夜行性で,よく灯火に飛来する。…
【ハマキガ(葉巻蛾)】より
…この科に属するおもな害虫は次のとおりである。マツアトハマキ(マツ,モミ,スギなど針葉樹),ホソアトハマキ(リンゴ,ナシの葉),タテスジハマキ(針葉樹),ミダレカクモンハマキ(バラ,ブナ,ヤナギなどの新芽や新葉),カラマツイトヒキハマキ(カラマツ),リンゴノコカクモンハマキ(リンゴ,ナシなどの葉),チャノコカクモンハマキ(チャの樹),カンシャシンクイ(サトウキビ),リンゴハイイロヒメハマキ(リンゴなどバラ科),カラマツヒメハマキ(カラマツ),マツトビヒメハマキ(マツ類の新梢),マツアカシンムシ(クロマツ),アシブトヒメハマキ(マメ科),マメサヤヒメハマキ(マメ科),ナシヒメシンクイ(果樹),クリミガ(クリの実)。【井上 寛】。…
※「ミダレカクモンハマキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」