世界大百科事典(旧版)内のミヌシンスク・クルガン文化の言及
【タガール文化】より
…前7~前3世紀。かつてミヌシンスク盆地の青銅器文化は4期に分けられ,その最後の段階をミヌシンスク・クルガン文化と呼んだが,のちに編年が再考され,S.V.キセリョフによってミヌシンスク市対岸のタガールTagar島にちなんでこの名が付けられた。スキタイ世界の中の文化であり,馬具,青銅製鍑(ふく),鏡,動物意匠の芸術品などのスキタイ式の遺物に特徴をもっている。…
※「ミヌシンスク・クルガン文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」