ミューラー=リヤー図形(読み)みゅーらーりやーずけい

世界大百科事典(旧版)内のミューラー=リヤー図形の言及

【錯視】より

…(4)〈幾何学的錯視〉といわれるものは,物の大きさ(長さ,広さ),方向,角度,形などの平面図形の性質が周囲の線や形などの関係のもとで実際とは違って見えるものである(図)。たとえばミューラー=リヤー図形では同じ長さの直線がつけ加えられた矢線の影響で異なった長さに見えるものであって,外向矢線のついたほうが内向矢線のついたものより長く見え,ブント=フィック図形では,同長の垂直線と水平線が違った長さに見える。斜線が2本の平行線で中断されると,ずれて見えるポッゲンドルフ図形,縦の平行線が交差する斜線のために互いに傾いて見えるツェルナー図形は方向の変化の錯視である。…

※「ミューラー=リヤー図形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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