ムテサ[2世](読み)むてさ

世界大百科事典(旧版)内のムテサ[2世]の言及

【ウガンダ】より

…52年には民族主義政党,ウガンダ国民会議(UNC)がムサジI.K.Musaziの指導のもとに創設されて独立をめざした。翌年ブガンダ王ムテサ2世E.F.Mutesaがイギリスの東アフリカ連邦結成への動きに反対してロンドンに追放されると,UNCも王の帰還促進運動に加わったが,ブガンダ王国の政治運動に巻き込まれ,しだいに分裂を始めた。ムテサ2世は55年にイギリス政府の譲歩により帰還を許され,王党派の勢力が強まったため,UNC党員のうちブガンダ政治にあきたりない北部や西部出身者は脱党し,59年にウガンダ人民会議(UPC)を創設した。…

※「ムテサ[2世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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