世界大百科事典(旧版)内のムービー・マーチャンダイジングの言及
【アメリカ映画】より
…そこでは映画は遊園地の一部ではなく,遊園地が〈映画〉の中に入ることになる。さらにキャラクターの商品化にとどまらず,原作,音楽から広告デザインまで含めた多角的,総合的なイメージの商品化(ムービー・マーチャンダイジング)が進み,近年では,MCAというマーチャンダイジング専門の会社が設立され,映画の興収と並行して収益を上げ,映画産業の主要な部分となりつつある。 一方,60年代末期に,いわゆる〈アメリカン・ニュー・シネマ〉が現れ,それと同時に〈ニューヨーク派〉が台頭して(アンダーグラウンド映画)ハリウッドの崩壊が叫ばれるようになる。…
※「ムービー・マーチャンダイジング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」