メッサ・ディ・ボーチェ(読み)めっさでぃぼーちぇ

世界大百科事典(旧版)内のメッサ・ディ・ボーチェの言及

【ベル・カント】より

…とくにイタリア・オペラのアリアはベル・カントを駆使したものである。古典派のベル・カント唱法としてイタリアの歌手トージPier Francesco Tosi(1653ころ‐1732)は,呼吸法,メッサ・ディ・ボーチェ(声をのばして歌いながら弱い声からしだいに強くし,やがて弱めていく唱法),レガート,装飾法,即興法などの習得を要求しているが,グルックのオペラ改革とともにすたれた。【井形 ちづる】。…

※「メッサ・ディ・ボーチェ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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