メネラウス(読み)めねらうす

世界大百科事典(旧版)内のメネラウスの言及

【モルフォチョウ】より

… おもな生息地はアマゾン川水系一帯に広がる広大な熱帯多雨林であるが,なかには淡青色や真珠色に強く輝くスルコウスキー・モルフォM.sulkowskyiのように,アンデス山脈の標高2000~3000mくらいの高地帯に見られ,低木を混じえた明るい草原にすむものもある。同じ産地でも種によって飛ぶ高さが異なり,たとえばコロンビアのレティシア付近では,アキレスM.achilles,メネラウスM.menelausなどの種は地上1~2mの林間陽地を飛ぶが,小型種のアドニス・モルフォM.adonisは高い樹冠の上を飛び,なかなか下に降りてこない。飛び方もいろいろで,パトロクルスM.patroclus,デイダミアM.deidamiaなどはかなり速く飛ぶが,ロドプテロンM.rhodopteron,アドニスなどは緩やかで,高いところを青色の銀紙が舞うような不安定な飛び方をする。…

※「メネラウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android