メノタクシス(読み)めのたくしす

世界大百科事典(旧版)内のメノタクシスの言及

【走性】より

…その結果,魚は流されてしまわずにいられる。このようなしくみによる走性をメノタクシスmenotaxis(保留走性または対刺激性)という。夜,光に集まる多くの昆虫の正の光走性もこれに属し,光源の像をどちらかの目の網膜の一定点に保つように飛ぶために,昆虫は光源に対して一定の角度に体軸を保ちながら,弧を描いて光源に近づき,光源の周りをぐるぐると旋回する(これを光コンパス運動という)。…

※「メノタクシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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