世界大百科事典(旧版)内のメローニ,M.の言及
【古地磁気】より
…1839年C.F.ガウスはそれまでに蓄積されたデータをもとに,彼の編み出した新しい解析方法,球面調和解析を用いて地球磁場は双極子磁場で近似でき,磁場の起源は地球内部にあることを示した。地球磁場の姿がしだいに明らかになりつつあるころ,1853年メローニM.Melloniはイタリアの溶岩に残留磁化があることを発見した。この仕事は多くの人によって発展させられ,95年フォルゲライターG.Folgerhaiterは溶岩や陶器は高温から冷却される時に地球磁場方向に磁化が獲得され,この磁化は2000年以上も保持されると考えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」