モカンボ(読み)もかんぼ

世界大百科事典(旧版)内のモカンボの言及

【キロンボ】より

…1570年以降,黒人奴隷の輸入増大に伴ってブラジル北部のバイア,ペルナンブコ地方に拡大し,18世紀にはサン・パウロ,ミナス・ジェライス地方へと広まり,1888年の奴隷解放にいたるまでブラジル各地に存在した。なおキロンボは17世紀初めまではモカンボmocamboと呼ばれた。キロンボは密林地帯や山間僻地に矢来と堀で防備を固めた50軒ないし数千軒から成る閉鎖的な集落で,農耕・狩猟・漁労に従事するかたわら,白人居住地やプランテーションを襲撃し,武器,衣類,道具類,女性を確保した。…

※「モカンボ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android