世界大百科事典(旧版)内のモスクワ蜂起の言及
【ロシア革命】より
…このとき約700人の労働者・市民が殺された。これは通常〈モスクワ蜂起〉といわれるが,武装した労働者が革命の既得権,解放された空間を防衛しようとしたものである。こうして,危機を脱した皇帝と保守派は約束した大改革を切り下げ,12月11日にまず〈ブルイギン国会〉選挙法を若干手直しした程度の国会選挙法を定め,さらに06年2月20日には皇帝権力に法律裁可の権限を残した国会,国家評議会の二院立法制を発表した。…
※「モスクワ蜂起」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」